極東の島 サハリン 町歩き 後編 2019.8.9-13

※8/11はこちら→チェーホフ山登山

 

8/12

 

今日はゆっくり起床。お昼ご飯やお土産などを買いに行くついでに、ユジノサハリンスクの町を散歩することにした。

 

地図を見ながらこの辺りにスーパーがあるはず…と歩いていると建物裏の公園に迷い込んでしまった。

カラフルな遊具があるんだな〜と思って近づいていくと何やらこちらを見ているものと目があった。

 

 

目が怖い。少し狂気を感じるものの、口元は笑っているので多分友好的なんだろう。

 

なんの動物かわからない融合体

 

 

目玉が飛び出たイルカの周辺は草刈りされたばかりでスッキリだ。青くさい草刈りした後の匂いがあたり一面漂っている。

 

こっちにもいた

 

このタイヤがやたらかっこよかった。

 

大通りに出ると目的のスーパーがあった。先程の公園はスーパーの裏手だったようだ。

 

ロシアではお馴染みの香辛料のパックやチョコレートなどをお土産に買った。このスーパーはとても綺麗なお店だった。

 

 

サハリンニャンコ。まだ子供の猫でとても可愛い。恐る恐る近づいてみたが、逃げられてしまった。またね〜

 

 

出窓が作られた凸凹した建物が多くみられた。コルサコフもユジノサハリンスクの町並みも個性的である。

 

 

ここには色々なお土産品が売っているとの事で、道に迷いながらショピングセンターなる所にやってきた。

 

 

階段を上がっていくと小さく区切られたお店が立ち並ぶ。

 

 

シャッターが閉まっていたので閉店しているのかと思いきや、お昼休憩だったようだ。開いている店に入って見ていると、次第に帰ってきて再びシャッターを開けていた。

 

工芸品などを売っているお店を数件まわり、陶器の置物やヒグマのマグネットなどを購入。マトリョーシカもここで買えばよかった。

 

 

次に向かったのは市場のような場所。ただ、行った曜日が悪かったのか開いているお店が少なかった。

 

 

食料品のお店に入り、紙パックのジュースを買う。

フルモニャーニャ…という商品名だろうか?青リンゴとさくらんぼのジュースという事は分かったのでこれにした。

方向音痴な上、ロシア語で買い物をはしごしたおかげで喉がカラカラだったので、果汁が身体に染み渡る。

 

 

お腹が空いてきたので何か食べたいのだが、日本のように数歩行けば飲食店があるわけではない。

探すのも大変なので一度駅前まで戻ることにした。駅の近くに小さなお店があったのでそこでお昼ご飯を購入。

 

どぎつい緑の液体はメロンソーダではなく、タルフンと呼ばれるロシアの清涼飲料水だ。

タラゴンと呼ばれる聞き馴れぬハーブを使っているらしい。事前情報では味にかなり癖があるとの事だったが、私はとても好きな味だった。

帰国してからも、このタルフンを探し回ったのだがどのロシア輸入店にも置いてはいなかった。こんな事ならもっと買ってくればよかったと後悔したが、原料のタラゴンは乾燥スパイスとして販売しているので、今度タルフンを自作してみたいと思っている。

 

 

右奥はミネラルウォーター。

手前はハンバーグのような物が乗ったお弁当とサラダ入りホットドッグ。

お米はパサパサしていたけれど味は美味しい。ホットドッグにはオーロラソースみたいなものが入っていた。

 

 

8/13

 

ついに帰国する日がやってきた。空港まで車で送ってもらい、出国の手続きを済ませる。

手荷物検査の所のシェパードも、心なしか来た時よりも穏やかな表情に見えるから不思議だ。

 

一緒のツアーで来ていたご家族はおじいさんが大泊(コルサコフ)出身だそうで、生きているうちに行けて良かったと話していた。

 

 

成田空港に到着するまではあっという間。数時間前まであんなに涼しかったのに、空港の外に出ると湿度の高い熱風が吹いてくる。

家に着くと、買ってきたチョレートは見事に溶けてしまっていた。