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2018年山はじめ 冬晴れの鍋割山稜を歩く 2018.1.2

2018年1月2日。最初の山行は三度目となる鍋割山。

これまではピストンでしか行ったことがなかった為、今回は鍋割山稜を歩いてみることにしました。

 

以前行ったのは、2016年11月2017年9月だったので、冬の鍋割山はどんな顔を見せてくれるのかとても楽しみでした。

 

 

 

【コースタイム】

 

大倉 8:35  - 二俣 10:00 - 後沢乗越 11:00 - 鍋割山 12:13- 12:40 - 二俣分岐 13:50 - 金冷し 14:00 - 堀山の家 15:05 - 雑事場ノ平 16:00 - 大倉 16:35

 

 

 

いつもと同じ畑の横を通りすぎ、登山道へ入っていきます。

 

外はあんなに晴れていて明るいのに杉林の中に入るとこの暗さ。

 

 

太陽の光が隙間から差し込んできます。  真ん中の若い木が主役だ。

 

 

二俣までは、西沢林道をひたすら歩き。

時々視界が開けて、見えてくる山に心が躍ります。いやぁ、それにしても今日は良く晴れている!

 

 

道端に生える枯れた植物はもう色が褪せてしまっているけれど、とても綺麗な灰色をしています。

 

元の木や草の緑や茶色が少し残っていて、緑掛かった灰色、黄土寄りの灰色、赤みがある灰色…と、無限に見えてくるのでずっと見てしまいました。

 

 

さて、杉林も一旦ここで終わり。

 

抜けると葉が落ちきった広葉樹林に切り替わり、一気に道が明るくなりました。

 

 

 

      パシャ。

 

雲ひとつない青空。空気が澄んでいて清々しい。

 

沢の音が聞こえてきたら二俣に到着です。

 

 

緑がないので、少し寂しげな沢。

でもやっぱり、水があると癒されるので、ついつい沢がある山に行きたくなってしまいます。

 

 

静かに流れる冬の沢は、渋い。

 

 

そんな二俣を過ぎ、鍋割山へと進んでいくと…

 

 

抜けの良いこの場所。天気がいいので山も良く見えます。

 

そして9月に通った時、濃霧で薄暗く幻想的だった木々のトンネルは、枝で出来た明るいトンネルになっていました。

 

 

丸木橋を渡り、最後の沢を通過すると後沢乗越へ向けた上り坂が始まります。

 

 

二俣から後沢乗越までは約45分くらいですが、ゆっくり歩いていた為1時間かかって到着しました。

少し休憩をして、再び山頂を目指します。

 

 

この辺りは、9月に登った時には霧の中を歩いているような感覚に襲われましたが、冬の晴れた日はとても明るく見通しがいいです。

 

 

以前発見したお地蔵様とは、違うお地蔵様がいました。なんだかほっこりします。

 

 

丸太の階段を登り…

 

鍋割山まで、後0.8km! 

 

気持ちのいい尾根を登っていき、

 

 

横に目をやると秦野の町と相模湾が見え、海がきらきらと光っています。

海もいいなぁ。最近していなかった釣りを再開しよう。

 

 

お昼過ぎ、山頂に到着。

 

快晴快晴! 富士山が良く見えました。

 

縦構図で。

キリッとした冷たい空気のおかげで、山の稜線もくっきりとしています。

 

30分ほど休憩をとり、出発です。

いつもならピストンで大倉まで戻るのですが、今回は冬の鍋割山稜を歩きたかったので小丸、大丸方面へ。

 

 

この良く晴れた冬枯れの道は、なんて気持ちがいいんだろう。

ブナの原生林が広がり、下に生える草は日の光を浴びて黄金色に光っています。

 

山頂から見た富士山も素晴らしいのだけど、冬のカサカサした山の雰囲気が私はとても好きです。

 

 

美しい樹々の幹と丹沢の山々。

 

イボイボしてる樹皮。 うーん面白い。

 

 

この辺の木々は少し背が高くなり、開放感があります。 なだらかで、歩いていて本当に気分の良い道でした。

 

 

空が広くて明るいので上空に気をとられがちですが、少し下を見ると枯れた草花の痕跡が。

 

なんの花だったのか気になりますが、枯れていてもとても綺麗だと思う。

 

 

ポコッと群生している苔玉も。丸々としてかわいいです。

 

 

光る枯れ草。

 

こうやって地面に這いつくばって写真を撮ったり、観察したりしていると土や草の匂いがしてきて、おぉ…と思う。

また、大体の場合トカゲや虫がいたりするのですがこの季節はさすがにいませんでした。またニホントカゲに会いたいです。

 

 

日が傾きはじめて、少し霞掛かった富士山。

 

 

小丸に向けて少し登り返し。

 

 

緩やかに高度を上げて行きます。見晴らしも良いので飽きません。

 

 

枝が折れ、違う木にひっかかった枝の塊。 空中に浮いているような不思議な光景でした。

 

そして小丸に到着。

 

ここからは、塔ノ岳への通過点でもある「金冷し」に向かいます。

 

 

先の道が見える。

葉が生い茂ると見えなくなってしまうので、このスケスケ具合は冬ならではですね。

 

 

さっき見ていた道の中を歩いていきます。

この辺りは、霜が溶けて地面が少しぬかるんでいました。

 

右側の尾根に青い屋根の山荘が見えました。

 

徐々に日が傾き始めてきました。歩いていると暑いのですが、やはりそこは一月。冷たい風に体が少しブルっとします。

 

 

寒いのに頑張っている木の芽。あと二ヶ月もしたら春かぁ。

季節が巡るのは早いものですね。

 

 

シマシマゾーン。

雪上に木の影が落ちているのも綺麗ですが、枯葉の上も違った美しさがあります。

 

 

そうこうしているうちに、金冷しに到着しました。

 

 

 

今回は塔ノ岳には行かずにこのまま大倉へ下ります。

ここからは塔ノ岳へ直結している大倉尾根との合流地点でもあるので、鍋割山稜に比べ、登山者の数がぐっと増えました。

また、三が日だったということもあり、普段の平日登山よりも2倍〜3倍は人が多かったように感じました。

 

 

 

夕日を浴びた富士山と、逆光の山並みを見ながら大倉尾根を下っていきます。

 

 

大倉バス停には16:35に到着。良い山行でした。