2018年も終わろうとしている年末の日。箱根 明神ヶ岳に行ってきた。
【コースタイム】
強羅駅 8:55 - 鞍部 10:30 - 明神ヶ岳 11:30 - 12:22 - 火打石岳 13:25 - 矢倉沢峠 14:42 - 金時山登山口 15:00
まずは、民家の脇の道を入ってスタート。
そこまで寒くはなかったが、日陰の地面には霜柱が踊る。
稜線に出るまでは、地味な樹林帯。少しづつ抜けが良くなり始め、稜線への期待が高まります。
この看板が見えたらもう稜線だ。
天気は薄曇り。スカッとは晴れてくれません。
揺れる笹の道を進む。丹沢の笹と比べるとかなり背が高い。
遠くの方で、温泉の湯気が上がっていた。
矢倉岳の時もそうだったが、箱根というだけで小旅行感が出る。やはり温泉地はいいな。
春に向けて木々の芽も膨らんできていた。
明神ヶ岳まではもう少し。
ふと、枝に目をやると苔が綺麗で足を止めてしまった。
そびえる塔のようで、綺麗だった。
少しづつ晴れ間が。
稜線上の所々で崩落の跡があり、まるで波が打ち寄せているような形で興味深かった。
山頂に到着すると、富士山には雲がかかり始めてきたところ。
お昼は、サッポロ一番塩ラーメンである。時々無性に塩ラーメンが食べたくなる。
ラーメンを食べているうちに、富士山は雲の中へ。
カルデラ地形は見ているだけでも面白い。
金時山の後ろに富士山が見える風景は、何とも贅沢なものだった。
気持ちがいい稜線を下って、金時山方面へ。
道すがら、雲の影が山肌に落ちて流れていくのを眺めたりしていた。
笹の隙間からは褐色と黄緑の山肌が。また、そこに通る道は線のようだった。
下山中、山の向こうからはずっと富士山の頭が出ていて、それを見ながら歩いていた。
気持ちのいい稜線。
そして、カサカサと音をたてる枯れた笹が印象的で記憶に残っている。