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立山縦走 立山-真砂岳-別山 2016.8.14-16

8/14.15.16と、単独で立山に行ってきました。

立山(雄山、大汝山、富士の折立)、別山の縦走です。

 

3000m級の山に登るのは今回が初めてだったので、3、4ヶ月前からジョギングをしたりストレッチをしたりと、準備を進めてきました。

道具も一気には揃えられないのでコツコツ集めたり。レインウェアなどは海釣りの時も使えるし、一石二鳥!

 

しかし、今回の日程の天気予報はずっと雨。

またか…と思いましたが、日常生活でも「雨と共に移動する」でおなじみの私は、もう諦めを通り越して、来るならこい!という気持ちで立山に向かうのでありました。

 

8/14(日)車中泊

22:30 東京の竹橋から毎日アルペン号に乗り込み、いざ出発。

4列シートでしたが、10年前に夜行バスに乗った時よりはるかに広かったです。

 

 

8/15(月)1日目

6:50 室堂ターミナルに到着。

 

この時点で濃霧でしたが、雨はまだ降っていませんでした。

屋内で準備をし、外に出ようとするとドシャーーー!!とバケツをひっくり返したような大雨が…。

来るならこいなんで言わなきゃ良かったと絶望しつつ、落ち着きを取り戻す為に朝ご飯を食べながら少し待つことに。

 

しばらくして小雨になったので、高度順応する為にも周辺をうろうろしていました。

 

 

8:30 湧き水も汲んだし、計画通りに出発。

 

と思ったら、再び厳しい雨風が。ペースにも少し不安があったので、浄土山方面ではなく、一ノ越に直接向かうことにしました。

後で見返してみると、ここで変更しておいて良かった。

 

一ノ越へ向かう道中はガスガスで何も見えませんでしたが、雨に濡れた植物はきれいでした。

 

 

10時過ぎ 一ノ越山荘 着

 

30分ほど休憩。

土砂降りの中、室堂から雄山へ向かってきた方々が山荘内に溢れており、みなさん暖かい飲み物を飲んでいます。

隣に座ったおじさんは、「これから雄山に登ろうと思ったけど、この天気じゃなぁ、どうしよう。」と悩んでいました。

私は、今日の15時くらいまでに内蔵助山荘に行かねばなりません、というと、「本当に気をつけて行ってね。」 そう言って、おじさんは雄山へ向かって行きました。

 

 

10:40 一ノ越山荘 発

 

体も温まったところで、顔を2.3発叩き気合いを入れて雄山へ。

雨は止むどころか風も出てきて、まさに暴風雨です。

カメラを出している余裕は全くなかった為、ここから雄山まで写真が一枚もありません…。

ただでさえ結構急な岩場なのに、泥が混じった水がジャージャー流れてきます。

そして視界を遮る雨風。

 

3分の1くらい登ったところで、さっきのおじさんが「撤退撤退!諦めてもう帰るよ〜」と言って降りてきました。

おじさんに別れを告げ、ヒイヒイ言いながら登っていると、ついに12じすぎに雄山神社到着!

 

休憩スペースには、有難い事に石油ストーブがついており、輪になって暖をとりました。

端ではベテラン男性たちが何か食べています。

「ああ、そういや何も食べてなかったな」と思い、下界で食べたら罪悪感たっぷりな高カロリーチョコレートバーを一気に食べました。

行く前は暖かいお茶なんて飲むかな?と思いましたが、持ってきて本当に良かった…と心から思いました。

 

しばらくすると雨は止み、外に出てみると山々が見えています。

 

 

 

1時間くらいゆっくりし、なんだか元気になったので、出発!

そして、出発後すぐに雨が降り出したのは言うまでもありません…。

 

こんな天気だった為か、大汝山までの道中はほとんど人がいませんでした。また、登山道は岩がごろごろしており濡れていた為、慎重に進むこと30分…

 

 

13:40ごろ 大汝山 着

 

山頂には途中で先に抜いてもらった方がおり、写真を撮っていただきました。

大走り分岐まで色々と話しながら歩き、それぞれ目的地へと向かいました。

 

さて、私は真砂岳へ。

このあたりから雨はすっかり止み、稜線歩きを満喫できましたが、本当に誰もいない。

前後左右のどこにも生物の気配がなく、不思議な感覚でした。

 

 

こういう目印があると安心します。

 

 

レンズに水滴が付いて、若干時空が歪んでいますがご了承ください…。

 

14:56   真砂岳

頂上は地味ですが、到着出来てすごく嬉しかったです。

 

 

さらにてくてく歩いていると、内蔵助山荘が見えてきました。

 

15:20  内蔵助山荘 着

 

山荘で受付を済まし、部屋に案内していただきました。

この日(8/15)の宿泊人数は確か7.8人ほどで女性は私を含めて3名だった為、二段になっている下を1人使用できました。

 

内蔵助山荘の裏手は、展望台になっており、どれどれ…と行ってみるとすごい景色が広がっていました。

 

 

普段見ている縮尺とあまりにも違う為、「おぉ…」と言ったその後は、山々をぼぉーっと見入ってしまいました。

 

しばらくすると再びガスが。

気温も下がってきたので小屋へ戻ります。

 

 

が、このあと談話室で休んでいると、急に軽い船酔いのような状態になってしまいました。

暖かいお茶を飲んだり、色々試してみたものの改善されず…。

「気分が悪くなった方は、遠慮せず言ってください」という張り紙があったので、スタッフの方のお言葉に甘えさせていたく事に…。

酸素を吸引し、しばらく休ませていただいたおかげでだいぶ回復することができました。「ご飯も食べられるようなら食堂に来てね。」と優しいお姉さん。本当にお世話になりました。

 

その後、夕ご飯を全て完食し完全復活できました。そして全身に力がみなぎった状態で早めに就寝。体がぽかぽかしてぐっすり眠れました。

 

後で考えてみると、前日の夜行バスであまり寝られなかった事、雨風の中、歩くのに集中しすぎてこまめに行動食を食べなかった事などが原因として挙げらると思います。(せっかくナッツとか持って行ったのにあまり減っていませんでした。)

夜行バスでいかに睡眠をとるか、(もしくは前夜泊にするなど。)悪天候時も心に余裕を持つ事で、前進する事だけに意識が集中しないようにしなければ…と反省しました。

 

 

 

 

8/16(火)2日目

 

4時頃 起床。前日は19:30には就寝したので、体調も良いです。

なんやかんやしながらご来光を見るべく外に出てみると、前日の大雨のおかげか空気は澄み切っていました。

 

 

6:30 内蔵助山荘 出発

 

昨日の暴風雨が嘘のような晴天。 空気もキリッとしていて最高な登山日和です。

ウキウキしながら別山へ向かいます。森林限界の景色ってかっこいいんだなぁ…。

 

 

やっぱり晴れの日の方がいいですね。

 

影で自撮り…。

 

 

 

そして、疲れてきたな〜と思ってふと横をみると、あ、あれは…

雷鳥親子〜! ヒナも〜!

1mくらい近づいても全く逃げません。のんきだなぁ〜。

ヒナ達はテコテコ歩いて草なのか虫なのかを食べています。すると親鳥がクポクポ言い出しました。

 

雷鳥「クポポ…ウポポポ……」

私「クポポポポ!」

雷鳥「………。」

 

 

うーむ。

さ、気を取り直して別山山頂に向かいますよ!

 

7:30 別山頂上 着

 

劔岳方面からも何人か登ってきていました。山頂には10人程いたでしょうか。

 

 

そしてここからの劔岳がもの凄くきれいでした。

練習を積んでいつの日か登りたいです。

 

 

7:45 下山開始

 

ハイマツの中を歩くような道が続きます。ちらちらと後ろの劔岳を見ながら下っていくと、またガスってきました。

 

 

別山乗越からは雷鳥沢を下り、キャンプ場へと向かって進みます。

徐々に暑くなってきました。日差しが強い!

そして、まさかの室堂への登り返しが地味にきつかったです。

 

 

11時くらいにみくりが池温泉に到着すると、二人の山ガールが駆け寄ってきました。

内蔵助山荘にいた二人でした。手にはソフトクリーム…。

う、うらやましい…と心の底から思いましたが必死で平静を装っておきました。

可愛い女子たちに、私の精神構造が小学3年男子並だという事を悟られてはなりません…。

 

その後、ゆっくり温泉に浸かり、二日間の疲れを癒す事ができました。(ソフトクリームは食べそこねました)

 

12:10 室堂ターミナル 着

 

帰りも毎日アルペン号に乗り込み、新宿に着いたのは21時半ごろ。

雨がザーザーと降っており、雨に始まり雨に終わった山行だったなと思ったのでした。